やっと。

アメリカに戻ってようやくひと月ほどになります。

この一ヶ月めちゃ長かった。
ほんとに時間進んでるのかと思うくらい。

この陸の孤島、NJ prospect parkにいると思考が下手をすると変な方向に行ってしまいます。
考えなくていい事まで考えてしまったり。
という訳で僕の中ではとても孤独で辛い一ヶ月でした。

ある意味自分自身がどのくらい耐えられるか、自分でこの状況を作ったという面もありますが。

でも山のような鬼のような宿題のおかげで本や記事を読むスピードが速くなりました。
マイペースにできたらいいんだけど、学校という組織の中で学んでいる以上、仕方がありません。
逆に尻に火がついてるこんな状況だからこそ学べる事もあるだろうし。

みんな元気かな、メールください。

あと3ヶ月耐えたらそっこう夏休み日本帰ろ。

21世紀の留学生。

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……。

地球が狭くなった時代、
21世紀の留学生。

ふと思った

20世紀初頭や19世紀にあって、留学っていかに大変だったか。
インターネットなんてもちろんないし、電話もなかったかも。
あったのはたぶん手紙と、電報とか。
日本人はきっと一人か数えるほどしかいなくて、日本の食材なんてほとんど手に入らなかっただろう。

孤独と不安。

本質的な部分では強さや弱さは昔の人も今の人も同じなのかもしれない。
でも昔の人は堪えることを知っていたんだと思う。

かっこいい。

そうかんがえると、僕らは甘えているなと思う。

生きてます。

liveしてます。

毎日。

毎日なにかを発見したりいままで考えてた事を確認したりしています。

やっぱり自分の中から出てくる音が真実であり事実なんだと思います。

手先や頭から出てくる音は上っ面でしかないなと。

それから、やっぱりぼくらは音楽というものをコントロールしすぎてはいけない、と思います。

谷川俊太郎さんの、二十億光年の孤独はやっぱり素晴らしいけど、ネロという詩に心うたれた一日でした。

3年経った。

3年日記が終わった。

買ったきっかけはその当時(2007年)今後大きくいろんな事が変わっていくだろうなと思ったからそれを記録しておきたくて。

3年という期間を選んだのは、
1.  10年日記では長過ぎるし5年日記もあまりいいのがなかったから。
2.  3年経つと25歳、それから5年日記で30歳、そして10年日記で40歳と切りがいい。

という理由から。

確かにいろいろと変わった。

でも買った当時、大きく変わっていくだろうと思っていた事(変わっていって欲しいと願っていた事)はそれ程変わっていない。

さぁ、今年から5年日記。

5年後はどんな自分がこうやって記事を書いているのか。

ギャップ。

今日みんなでディスカッションしたのがミルトン・バビットという12音技法をつかう作曲家の書いた記事についてだった。

現代音楽は演奏者にはもちろんだけど、聴衆にもチャレンジングだという感じの言葉が出て来た。
確かにそうだと思う。

そりゃ普段何気なく音楽を聴きたいというの時に難解な理解できないような(誤解を恐れず)音楽のCDをかけようとは思わないだろうな。そういう音楽を聴こうとするとそれなりにエネルギーを使う。
商業主義の音楽はやっぱり売れなければいけない訳で、そうなると聴きやすい音楽という形に落ち着いてしまう。

自分の作れるレシピの中でいつもご飯を作るような感じ。新しいレシピを自分のものにするには”ちょっと”時間がかかるから。

もちろん実験的で難しい音楽が優れていて単純で聴きやすい音楽は劣っているとか言うのではなくて。

音楽家はどんどん先に進みたい。でも普通の人はそんなことどうでもいい。
そうなると時代が進むにつれてギャップが激しくなる。

そのギャップはどうしたらいいのか。

まず僕達がそれを認識しないといけないな。