半分

最近、といってもしばらく経ってるけど、NHKの「半分、青い。」をなるだけ欠かさず観ています笑
岐阜弁は名古屋弁と近い部分もたくさんあって観ていてほんわかします。
今週は内容がイマイチないなぁと思ってたけど、また続きが楽しそうな展開になってきました。

いろんなキャラクターに自分を投影して観られるのが良いなと思うのですが、それはつまり自分が歳を重ねていろいろと経験してきた証でもあるんでしょうね。秋風先生好きだなぁ。

そして、全然話が違うけど、Jimmy Heathのインタビュー

後半にBilly HigginsやElvin Jonesの話をしています。

インタビューを読んだり、見たりするのも最近とても好きです。

インタビューを紹介していたり、その他いろいろ記事が面白いので僕が定期的にチェックしているブログ(古い?)はいくつかあるのですが、
Scott K Fish Life Beyond the Cymbals
FOUR ON THE FLOOR
CRUISE SHIP DRUMMER!
DO THE M@TH

などなどです。ドラマーが書いてるのが多いですね。

あ、あとまぁ一応ブログもあるから紹介しておきますと
Uncle Paul’s Jazz Closet
はずせないですね。笑

興味があれば是非チェックしてみてください!

2018年

2018年最初の月もそろそろ終わりです。
気づいたらまた12月になってそうですが、充実した一年にしたいなぁと思っています。

さて、昨年発売になった小林桂さんのアルバム “ザ・スタンダードⅡ” の発売記念ツアーが月曜日から始まっています。
月曜日はビルボード大阪で演奏し、金曜にはブルーノート名古屋、日曜にはモーションブルー横浜で演奏します。

素晴らしいメンバーと各地で一緒に演奏させてもらえるのがとても嬉しく、今後の演奏もとても楽しみです!!!

ちょっと楽器の話を。

もうずっとシンバルは決まった組み合わせでいつも使っていたのですが、ここ最近は演奏する場所や人によって使うシンバルを変えています。人によってはスティックを替えたりブラシを変えたり、また違うものを使ったりする人もいますが(僕はブラシは二種類を使い分けたりしますが、スティックは基本的にいつも同じ5B)同じスティックで持ち方や叩き方で音色をコントロールするのが今は好きです。あ、シンバルの話だった。

ライドシンバルは特にジャズではドラムセットの中で一番大事な楽器だと僕は思っていて、自分の声みたいな存在です。
なので前までは「これこそが自分の声だ!」っていう一枚でずっと演奏してたんですが、最近は自分の声と呼べるシンバルが何枚かあってその中から日によって選んでいます。なので家を出る前にその日一緒に演奏する人の音や声を思い浮かべて、あの人にはこれが合いそうだなとか、この人はこれだな、とかそんな感じで決めています。

その予想が当たる時もあればハズレの時もあるのですが、思い浮かべてあれこれ考える時間が結構楽しいです。

今日はなんかシンバルがいい感じだなぁとか、なんかいまいちだなぁとか感じたらぜひ教えてください笑

明日から後半戦

この間の火曜日から続いている小田村愁くんのトリオ、明日からツアー後半戦です。各地で演奏して、移動も共にして、演奏の内容もよりよくなってきて明日からがまた楽しみです。
彼の作曲、そして演奏も素晴らしいです。
京都、大阪のみなさまぜひライブ会場でお会いしましょう!
(予定はこちら)

それにしても音楽の評価は本当に人それぞれだなぁと感じる今日この頃。
なんだかんだそれらしいことを言葉にして批評しても、結局は主観的なもの。(そういったものを否定している訳ではないのです。) 
同じ演奏を同じ場所で同じ時に聴いても、良いという人もいれば悪いという人もいる。同じ人が同じ演奏を違う日に聴いたら、その日の気分やその日あったできごとで良いと思う日とそうでもないと思う日もある。

それで良いと思う。

そもそも聴く人が、評価は主観的なものだということを理解していないと、知名度とか、メディアへの露出度とかそういうことで判断してしまうのだけど。(日本に限らず、ものごとの評価を他人の感覚に任せる体質は改善しないといけない。)

絶対的な物差しがないから難しくて、そこが面白くもある、という。
音楽、芸術に限らず世の中そんなもんなのかな。
でも普遍的な何かはあると、個人的には信じています。

それに近づくために演奏する側として気をつけていることは、演奏している時に共演者をジャッジしないこと。それがどんなに音楽家としての大先輩でも、まだ楽器を始めたばかりの人でも変わらず対等に。
それから人の演奏をコントロールしようとしないこと。

普段だとなかなか時間がないのでツアー中にいろいろとメンバーと話し合えるのはとても有意義です。

ということで後半戦もよろしくおねがいします!!

自然に

あるがままに、なるがままに。
どうしても必要なときに少し手をそえる。

そのくらいの演奏がいい。