ソロ

先週の土曜日、友達がリサイタルで何曲かピアノだけのソロを演奏したんだけどすごくよかった。 スタンダードを弾いていたからその点では完全な即興とは言えないけど、たった一人で真実と向き合っていくっていう過程はなんというか聴いていて、見ていて感動を覚える。

おなじフォーマットでも嘘で塗り固められた演奏は何も与えてくれない。
エゴや情けや偽りの優しさでだした音は結局本当の意味を持たない。

僕はジャズや即興音楽のaesthetics(美学)はどれだけ自分(もしくはそれ以上の存在)と向き合えるか、どれだけ世界の本質に近づけるかというところにあると思う。なのに違う所に価値を置いてしまっている人が本当に多いと思う。どれだけ有名なだれかみたいに演奏にできるかどうかっていうのはどうでもいい。一人の音楽家が成長の過程でそういう段階を経るのは悪い事ではないと思うけど。

そんな事を考えたあとにキースのダークインターバルズを聴いた。

本当のことしか弾いてない。

Latcho Drom

友人に教えてもらってロマの人々のドキュメンタリーを見てます。
ロマというのはジプシーと呼ばれる人の中でも北インドを源に中東欧、さらにスペイン辺りまでに広がって生活する人々です。
このフィルムはすごくいいです。英語のサブタイトルすらないから何言ってるか、何を歌っているのか全然わかんないけど、表情や声色でいろいろわかる気がする。

音楽がやばい。ここではpart 1だけ紹介しますが、part 6の後半とかpart 7の始めの所とか好きです。でも全部いいです。

この少女?少年?が演奏している木の板みたいな楽器が欲しいです。

panda is on its way..

今日はニュージャージーのNewark Museumで演奏してきました。ご飯で出て来たサーモンがおいしかった。。

ところで、フィンランド人ギタリストVille Vokkolainenとアメリカ人ベーシストDylan Colemanとのプロジェクト、”Panda Unit”のCDがもうすぐイスタンブールのレーベルからリリースされるそうです。

基本的にVilleの曲は全部ダークです。
リーダーが、色づけみたいなのを僕に求めてるのでこのグループでは僕は全然タイムキープの役割をしてません。
めちゃ自由にやれるので楽しいです。

パンダ

一月の中旬からセメスターは始まってもうすでに3週間目になるのに、雪でのキャンセルやちょっとした体調不良などで全然学校が始まってる気がしませんでした。(しかも授業が週2なので一日休むとだいぶ休んだ気になる。)

やっと万全で今日から!と思っていったら雪の予報の為午後二時以降のクラスはキャンセル。
片道一時間半かけてひとつアンサンブルの授業をしてまた戻ってきました。


バークリー時代から一緒にやっている変態ギタリスト(でもスーパーナイスガイ)Ville VokkolainenとベーシストDylan Colemanとゆっくり活動していたPanda UnitのCDが近い将来出るそうです。
ハードコピーで出るのかダウンロードだけになるのかわかりませんが。

Panda Unit
http://www.myspace.com/pandaunit

Ville Vokkolainen
http://www.myspace.com/villevokkolainenmusic

ゆるゆる

今日初めてKenny Wollesonを生で聴きました。
ゆるゆるで最高でした。
あんな8ビート叩きたいです。

ベースのEivind Opsvikという人のバンドでした。
バンドのみんなかっこよすぎ。


素晴らしい演奏を聴いたあとはやる気が出ます!