鋼鉄の。。。

昨日は友達のジュリーというやつで先生の前で数曲演奏してきました。

そこには結構大きなドラムセット(といっても22″のバスドラのセットなんで、標準といえば標準だけど、やっぱりジャズとかは小口径のが言いワケで。。)がおいてあってシンバルも自分のを使えないところ。

まぁドラムはいいですよ、チューニングである程度調節できるし自分でなんとかコントロールすれば。。

でもシンバル、、、これは問題ですね。大体まあジルジャンのAかKのシンバルが置いてあるだろうっていうイメージだったからまぁ大丈夫だと思ってたけど。昨日のとこにはなんとZ Customのライドが!!!

みなさんZ Customって、、ヘビメタとかハードロック向けのシンバルなんですよ。確かにその昔僕も二枚ほど持ってましたけど、僕が持ってたのと同じライドシンバルがある訳です。バークリーにZ Customは結構笑えます。なんで?って感じ。

大音量のハードな鋼鉄の音楽向けだからシンバルも音が硬いんです。ぜんぜん倍音がなくてアタックだけ。唯一の救いはもう一枚のシンバルがAの少し薄めのクラッシュだったこと。

でも偉大なMax Roach大先生が、

「シンバルの音っていうのはそれ自体がもっている音っていうよりか使い手がシンバルからどういう音を引き出すかっていうほうが重要なんだ」

的なことを言ってたので、僕はがんばってそのヘビメタのシンバルでジャズをやってみたけど結局まだ力及ばずシンバルの音、かなり浮いてました。。。

まだまだですね。

気分転換。

なんだか漠然と行き詰まりを感じたので、今日はFringeを見てきました。

一時間半近くひたすらフリーでインプロしてた。あいかわらずかっこよかった!なんであんな風になるのかなぁ~ってきっと考えても答えは見つからないだろうけどやっぱ考えちゃう。

どうしたらあんなに長く覚醒した状態を保てるんだろう。。集中力が違うのかな。

まず覚醒状態に意識的に入るっていうことのコントロールが出来るようになりたいな。

ナカダルミ。

スプリングブレイクというのはなかなかの厄介者だなと僕は思う。

春セメスターの間にある一週間程の休みのことなんだけど、学校で練習できないし何処かに遊びにいくのもちょっとお金が。。。って考えちゃうし、なかなかぐうたらな毎日になりつつあります。
だめです。本当にこれはよくないっ!

先生もスプリングブレイク中に練習室使えないのはおかしい!!!学校に抗議してみたら?っていわれた。

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ところで最近読んでる本はピアニストKenny WernerのEffortless Mastery。いかに努力せずに習得するかって感じかな?

今までの経験でいかにそれが不可能かってことはわかってるけどやっぱりこういう関係の本は好きな訳で。。。読んでます。ハイ。

少ししか読んでないけど始めの方にひたすら指を鍵盤に落とすだけのエクササイズをしたって書いてあった。指で鍵盤を押すんじゃなくって落とすっていう感じなのかな?きっとやってる人はやってるんだろうけど。

これだ!と思って最近は腕を落とす練習と脚を持ち上げて落とす練習してます。ドラムは”叩く”ものだと無意識に思ってる部分がある気がして重力に従ってただ落として音を出すようにしたらもっとナチュラルに演奏できるなぁと思った訳です。
単純ですね。僕はけっこう本とかに影響されやすい人です。

日本にいる時そういうことたくさん考えてたけど最近はどうやって体を使うかってことをあまり考えていなかったのでちょうどいい機会かもしれません。

内側か外側、それとも両方?

今日はまたレッスンの日で内容がすごく楽しかったのでちょっと紹介します。。

ビートの内側にいながらどうやって外側に行くか?ってことでした。

ある一定のテンポの中にいながら全然違うことするというような感じ?

これはある意味ドラマーじゃない人たちが外側でソロしたりするようなことのドラム版だな、と一人で思ったりして。

自分の内側のパルスと実際に音にする部分をいかに切り離せるかって事でした。

いってみれば二重人格?になるような感じ。

このセメスターもうずっとズローテンポばっかやっててなんだかもどかしくなって来てたけど、まとめの部分がとっても興味深い内容でがんばったかいがあったなぁって感じです。

子供のようにドラムを叩くライオンのように?

今の僕に足りないのは「子供のようにドラムを叩くライオンのように演奏すること」だって言われました。

要はもっとイマジネーションと攻撃的な面がいるってことです。

前の日記に書いたことと若干リンクしてると思います。

でもドラマーじゃないようにドラムを演奏するのって難しい。。。