今日みんなでディスカッションしたのがミルトン・バビットという12音技法をつかう作曲家の書いた記事についてだった。
現代音楽は演奏者にはもちろんだけど、聴衆にもチャレンジングだという感じの言葉が出て来た。
確かにそうだと思う。
そりゃ普段何気なく音楽を聴きたいというの時に難解な理解できないような(誤解を恐れず)音楽のCDをかけようとは思わないだろうな。そういう音楽を聴こうとするとそれなりにエネルギーを使う。
商業主義の音楽はやっぱり売れなければいけない訳で、そうなると聴きやすい音楽という形に落ち着いてしまう。
自分の作れるレシピの中でいつもご飯を作るような感じ。新しいレシピを自分のものにするには”ちょっと”時間がかかるから。
もちろん実験的で難しい音楽が優れていて単純で聴きやすい音楽は劣っているとか言うのではなくて。
音楽家はどんどん先に進みたい。でも普通の人はそんなことどうでもいい。
そうなると時代が進むにつれてギャップが激しくなる。
そのギャップはどうしたらいいのか。
まず僕達がそれを認識しないといけないな。