先日書いた学校のカリキュラムの働きかけは先頭に立ってくれた二人とみんなのおかげでうまく作用してくれそうです。
具体的にはいままで 必須だった卒論の提出が選択になるというかたちになりそうです。
それにしても彼らのパワーはすごい。
今はその議論の発端となったともいえる授業の宿題で、日本のジャズミュージシャンがいかにして自分達の音楽が正統なジャズであるかを証明しようとしてきたかについて、Everett T. Atkinsという人が書いた論文を読んでいます。
いかにしてジャズが日本に伝わったか、どのような社会的、文化的背景のなかで育まれていったか、自分達のジャズが正統であるという事を証明する為に日本のミュージシャン達がどのようなアプローチをとってきたか、ということが1920年代から年代順に歴史的背景をふまえて書かれています。
とても興味深いです。
とてつもなく長いのと、実際に音楽的な分析がないのが不満ですが。